Java Programming Language

Java SE 6のサポート期限の延長が発表された。当初、Java SE 6のサポート期限は2012年7月とされていたが、これが4ヵ月延長されて「2012年11月」までとなった。2012年11月以降、Java SE 6はサポートされなくなる。今回サポート期間が延長された背景には、Java SE 6からJava SE 7への移行に猶予をもたせる狙いがある。

Javaのサポート期間は、GAリリースが実施されてから少なくとも3年間は実施されることになっている。Java SE 6のGAは2006年12月なのでこの規則は満たしている。また、次バージョンのGAから1年間はサポートし続けるという約束もある。Java SE 7のGAは2011年7月であるから、この条件も満たしていることになる。

2012年11月を超えるより長期のサポートが必要な場合には、Oracleが提供している商用サポートを利用する方法がある。プレミアサポートで2013年12月まで、エクステンドサポートで2016年12月までサポートの延長が可能。

商用サポートを利用しない場合には、2012年11月までにJava SE 7への移行を検討する必要があると言える。