日商エレクトロニクスは、米Oxygen Cloud社が提供するマルチデバイス対応の企業向けオンラインストレージサービス「Oxygen Cloud」を日本語化し、2月15日よりパブリックベータとして提供を開始した。3月14日まで実施され、5GB/5ユーザーまでであれば誰でも無料で参加できる。

「Oxygen Cloud」日本語版ホームページ

同サービスは、Windows PCやMacのほか、iPhone/iPad、Android端末といったスマートデバイスからもアクセスできる企業向けのオンラインストレージサービス。米国では2011年5月にリリースされ、現在までに約7,000社の企業で利用されている。

企業での利用を前提に設計されており、高度なセキュリティ機能を装備。ストレージ内、およびスマートフォンなどのエンドデバイスに保存されるファイルはすべて自動的に暗号化(AES256ビット)され、ストレージとエンドデバイス間の通信にはSSL暗号化通信を使用して安全に送受信される。

そのほか、管理者によるユーザーのアクセスコントロールや、既存の企業ネットワークに設置されたディレクトリサービスとの連携機能を備える。さらに、社外に出したくない機密データの保存先には、オンプレミスのストレージシステムを利用することも可能だ。

サービスの予定価格は、5GB/5ユーザーまでは無料、ユーザー数や容量に応じた追加料金は、5ユーザー:5,000円/月、50GB:1,000円/月。