ニフティとコムニコは2月13日、Facebook利用調査の結果を発表した。調査は「@nifty」のインターネット接続サービス利用者を対象に、Facebookの利用についてアンケート形式で行われたもの。Facebookを介したコミュニケーションや、企業・ブランドのFacebookページの活用などにおいて、40代のユーザーがほかの年代より積極的なことが明らかになったとしている。
今回の調査で、Facebook利用経験者の比率が最も高かった年齢層は45~49歳。40~44歳も3番目に高く、40代のユーザーがFacebookに強い関心をもっていることがうかがえる。
Facebookの閲覧・投稿の動機については、20代は「暇つぶし」の選択率がほかの年齢層より高かったが、40代からは「暇つぶし」の選択率が大きく下がり、「ネット上の知り合いとのコミュニケーション」を選ぶ人が増える傾向にある。
また、30~49歳のユーザーは、企業やブランドのFacebookページのファンになっている割合が高く、特に35~49歳では、その理由として「商品やサービスに関する情報収集」を選択する人がほかの年齢層より多いという結果になっている。
20代ユーザーを中心に若い層が暇つぶしを主な目的としてFacebookを気軽に利用する一方で、40代を中心とした高年齢層のユーザーは、情報収集やコミュニケーションをスムーズに行うための実用的なツールとしてFacebookを利用していることが読み取れるという。
なお、今回の調査の有効回答数は11,533人で、調査期間は2012年1月6日~1月16日となっている。