デジタルガレージは2月10日、米 カリフォルニア州サンフランシスコに有望企業のスタートアップを支援するインキュベーションセンターを、2012年秋頃に開設予定であると発表した。同社はこのインキュベーションセンターを核に、グローバルな投資家ネットワークを介して有望なスタートアップ企業を発掘。短期間で育成することを目標に掲げている。
効率的なwebサービス開発手法として注目を集める「アジャイル開発」や「Lean Startup」といったノウハウと、日本の起業家を支えるべく2010年に設立した「Open Network Lab」の運営経験などを活用して企業を育成し、同社のメディア・インキュベーション事業や、決済とプロモーションを担うハイブリッド・ソリューション事業によって、国際的な事業展開をサポートするという。
同社はすでに子会社を通じて、サンフランシスコ市街の中心部にある8階建てオフィスビルを取得しており、その1階と2階をインキュベーションセンターにする予定。