博報堂と博報堂プロダクツは、スマートフォンを起点にユーザーの位置情報と連動した販売促進サービス「スマートショッパーズ・プログラム」を開発し、サービス提供を開始したことを発表した。これは、モバイルシステムインテグレーション事業のビーマップ社と共同開発したもの。
ビーマップ社が昨年開発した情報配信ソリューション「スマートプッシュ」では、Wi-Fiの感知センサーによりスマートフォンユーザーが近づくと自動的に情報を発信することが可能。スマートショッパーズ・プログラムでは、これに博報堂が持つCRM(Customer Relationship Management/長期的・継続的な顧客関係管理)に関するナレッジを組み合わせ、アプリをダウンロードしたユーザーにプッシュ型の情報提供を行う。
スマートフォンの普及によって、ユーザーの位置情報と連動したサービスやアプリケーションに対する注目が高まる中、同プログラムでは、来店時にリアルタイムで販売促進を行うだけでなく、店舗にいないユーザーに対しても、属性や家族構成、来店頻度、クーポン利用履歴などの情報を基に、きめ細かい情報提供を行えるのが特徴となっている。