MonoTouch allows developers to create C# and .NET based applications that run on Apple's iPhone and Apple's iPod Touch devices. |
Xamarinは8日(現地時刻)、MonoTouchの最新版となる「MonoTouch 5.2」を公式ブログにて発表した。Xamarinとは、オープンソースの.Net実装であるMono及び関連ソフトウェアを開発している企業。MonoTouchは同社が開発しているアプリケーション開発ツールで、C#など.NET対応プログラミング言語を使用してiOS向けのアプリケーションを開発することができる。
「MonoTouch 5.2」では300以上のバグフィックスや機能強化および改善、新機能の追加などが行われている。主に次のような機能が導入された。
- OSの画面やダイアログボックス記述することなくテーブルベース情報を表示可能にするAPI、MonoTouch.Dialog
- オブジェクトのメモリを追跡し、使用量の表示や修正などが行える新しいメモリプロファイラ
- 特定のアプリでメモリ使用量の削減やパフォーマンスの向上に繋がる新しいガベージコレクションエンジン
- 内蔵のIOSシミュレータとデバイスの両方でユニットテストが実行できるユニットテストフレームワーク
- System.NumericsライブラリやSystem.IO.MemoryMappedFilesライブラリをサポート
上記であげた機能はほんの一部であり、他にも様々な機能やバグフィックスが行われているという。全体の新機能についてはリスト化されている。
MonoTouchの製品情報や無料の試用版のダウンロードはこちらから行え、Xamarinテクノロジーを使ったサンプルアプリはこちらで参照できるとしている。