CSK Winテクノロジは2月10日、メール誤送信防止ソリューション「PlayBackMail」において、メール内容や宛先などの条件で機能の使い分けが可能なフィルタリング機能、ユーザーのグルーピング機能を追加した新バージョンを発表し、3月1日よりオンライン版の販売を開始すると発表した。近日中にオンプレミス版にも対応する予定。
「PlayBackMail」は、送信メールを一定時間保留し、保留時間内であれば誤送信に気付いた送信者自身が、Webインタフェースから誤送信メールを削除することができるソリューション。
これまでは、メールの宛先や本文の内容を自動的に判断して「PlayBackMail」の各種機能の有効/無効などを使い分けることができなかったが、フィルタリング機能の追加により、メールの宛先や内容(件名、メール本文、添付ファイルの有無、メッセージサイズなど)の条件によって、PlayBackMail機能の適用を自動的に振り分けることが可能となった。このフィルタリング機能では、複数条件の組み合わせや条件の優先順位の設定も可能となる。
また、グルーピング機能を追加したことにより、組織や部署をまたいだ利用者のグルーピングが可能となり、上記フィルタリングの設定も、利用者ごとの個別設定だけでなく、グルーピングごとの一括設定が可能となる。これにより、効率的な機能設定が可能となるだけでなく、企業独自の業務ルールや組織、業務内容に合わせた、より有効的なメール誤送信防止対策が可能となる。
製品価格は、初期費用が99,800円(税別)、月額費用が150円/1ユーザーライセンス(税別)で、5ユーザーから申し込み可能。