日立ソリューションズは、マイクロソフトのデジタル著作権管理(DRM)技術「PlayReady」を利用したデジタルコンテンツの違法コピーを防止できる「DRMサービス powered by PlayReady」の試行環境を2月13日から提供開始し、3月1日から本番サービスとして運用開始すると発表した。

同サービスは、クラウドサービスとして提供される。具体的には、エンドユーザーがコンテンツをダウンロードする際に必要となるライセンスキーをサーバから発行するため、ライセンスキーが発行されていない端末からはデジタルコンテンツを再生(復号)できず、違法コピーの防止が実現される。

「DRMサービス powered by PlayReady」の仕組み

コンテンツ配信事業者は同サービスにより、既存のコンテンツ配信システムを利用しながら、DRMに対応した音楽、動画、電子書籍などのコンテンツ配信が可能となる。

価格は、初期費用が21万円、月額固定費用が5万2,000円(いずれも税込)で、月間に発行したライセンス数に応じた費用として、1ライセンス当たり1円を支払う。