モリサワは、クラウドフォントサービス「TypeSquare」 のサービスを2月22日に開始すると発表した。

「TypeSquare」Webサイトは22日オープン

クラウドフォントは、インターネットを介してフォントを配信する技術で、閲覧する環境にインストールされていないフォントでもブラウザ上で表示できるというもの。サービス開始時にはモリサワ書体のうち154書体の利用が可能となる。

利用には、専用のHTMLタグを挿入しスタイルでフォントを指定するだけ。サブセット化されたフォントが配信されるため、データサイズの増大もないという。また、スタイルシートを用いたサイズ調整や文字修飾も可能で、これまでのように画像で対応する手間が不要。さらに、テキスト情報が失われることがないため、Webサイトの検索性が向上するほか、自動翻訳や音声読み上げといった機能とも連携しやすくなるという。

本サービスでは、配信上限PVを設けたさまざまなプランを用意する。価格は、ベーシックプランS(120万PV/1年)で1万6,800円。入会金は1万500円。なお、本サービスへの正式入会は12月1日から受け付ける予定としており、サービス開始にあわせ、同社では本サービスを年内無料で利用できるキャンペーンを実施する。このほか詳細は、22日オープンの「TypeSquare」Webサイトにて。

提供プラン

プラン名称 配信上限PV/有効期限 価格
入会金 1万500円
ベーシックプランS 120万PV/1年 1万6,800円
ベーシックプランM 300万PV/1年 4万2,000円
ベーシックプランL 600万PV/1年 8万4,000円
ベーシックプランXL 1,200万PV/1年 16万8,000円
ライトプラン30 30万PV/3カ月 4,200円
ライトプラン60 60万PV/6カ月 8,400円
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無料トライアル(入会金なし) 1,000PV/1カ月 無料