Twitterから最新のCSS/HTMLフレームワークの最新版「Bootstrap 2.0」が公開された。Bootstrapは、カスタマイズ可能なCSS/HTMLフレームワーク。TwitterのWebサイトで提供されているようなデザインを簡単に実現するフレームワークとして興味深い。半年ほど前となる2011年8月19日(米国時間)に、最初のバージョンがOSSとして公開されており、公開以降初のメジャーアップグレードバージョンとなる。
バージョン2.0は1.0と比較して多くの変更が実施されているほか、多数の新機能が追加されている。特に注目すべき変更点は次のとおり。
- カスタマイズ版Bootstrapをダウンロードするページを刷新
- 新しい12カラムレスポンシブグリッドシステム
- ほかのツールとの互換性を向上させた新しいテーブルスタイル
- 新しいフォームスタイル
- 新しいナビゲーションコンポーネント
- 新しいボタン、ボタングループ、ボタンドロップダウン
- 新しいアラートメッセージ
- 新しいJavaScriptプラグイン
- ほぼすべてのコンポーネントに対してドキュメントの見直しを実施
なお、Bootstrap 2.0はBootstrap 1.0と比較して多くの変更が実施されているため、置き換えるだけでは不具合が発生する可能性もあり、適用する前に試験的なチェックを実施した方がよいだろう。