Agilent Technologiesの日本法人であるアジレント・テクノロジーはオシロスコープ上で動作するHigh-Speed Inter-Chip(HSIC)用コンプライアンス・テスト・ソフトウェア「Agilent U7248A HSIC用コンプライアンス・テスト・ソフトウェア」を発表した。

同ソフトウェアは、OS Revision 3.1以上を搭載した「Agilent 90000X、90000、9000シリーズ Infiniiumオシロスコープ」にて動作し、HSIC規格に準拠したHSIC信号の測定を自動化することができる。「Agilent U5464B USBプロトコル・トリガ&デコード・ソフトウェア」と併用することにより、デバッグおよび測定用ソリューションとして、HSICの電気信号およびプロトコルに対し、規格に準拠しているかを評価することが可能となる。

HSICデジタルバスは、USBを低電力で使用する、最大480MB/sのチップ間通信技術で、電子機器の煩雑さ解消、コストおよび消費電力の削減が可能となる。

また、同ソフトウェアは、以下の測定を含む、各種HSIC物理層試験に対応している。

  • アイ測定、マスク試験
  • 立ち上がり時間、立下り時間測定
  • パケット・パラメータ
  • バス・ステートタイミング測定

なお、すでに出荷を開始しており、価格は69万4568円(税別)としている。