楽天は2月2日、楽天市場の店舗向け運営システム「RMS(Rakuten Merchant Server)」と、ヤマト運輸の「送り状発行システム/B2WEB」とのデータ連携を2月13日から開始すると発表した。楽天市場の出店店舗は、ヤマト運輸の宅急便の送付状をより簡単に作成することができ、商品を購入した利用者は、商品の配送状況をより確実に確認できるようになる。
これまで出店店舗で送付状を作成する場合には、RMSの情報を送り状発行ソフトに入力し直したり、あるいは手書きしたりといった作業が必要となっていた。今回提供される機能を利用すると、RMSの受注情報を選択して、簡単にB2WEBで送付状を作成できるようになる。
また、商品の購入者にとっても、これまでヤマト運輸のWebサイトで確認していた配送状況が、楽天市場の購入履歴ページから確認できるようになるといったメリットも得られる。
出店者がデータ連携機能を利用するには、ヤマトビジネスメンバーズの登録を行い、連携に必要なパスワードを取得することなどが必要となっている。