ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは2月1日、中小企業向けの新たなセキュリティ・アプライアンス「WatchGuard XTM 33」の出荷を開始したと発表した。

「WatchGuard XTM 33」

同製品は50ユーザーから75ユーザー規模の企業をターゲットにしたデスクトップ型のセキュリティ・アプライアンスで、日本市場で売れ筋の「XTM2」「XTM5」シリーズの間に位置付けられるモデル。

小型かつ中小企業が求めやすい価格でありながら、大規模企業向けのセキュリティ・アプライアンスと同等の機能を備える。具体的には、最大850Mbpsのファイアウォールスループット、最大100MbpsのVPNスループット、セキュリティ機能をすべて利用した場合のUTMスループットで最大45Mbpsというスペックとなっている。

同製品では、Apple iPad/iPhoneなどのiOSデバイス、リモート環境のPCとのVPN接続を簡単に設定可能なほか、UTM機能の一部である「Application Control」を用いることで、FacebookなどのWeb 2.0アプリを管理できる「次世代ファイアウォール機能」を提供できる。また、IPS侵入防止)、ゲートウェイ・アンチウイルス、迷惑メール対策機能を組み合わせれば、マルウェア、スパイウェア、ワーム、ネットワーク攻撃を防御可能。