MMD研究所はこのほど、スマートフォン端末のブランドイメージや利用実態などに関する「スマートフォンインサイト調査~スマートフォン白書2012~」を実施し、その結果を発表した。有効回答数はスマートフォンユーザー900人、キャリアはNTTドコモ/au/ソフトバンクが同数、男女比は男性51.9%・女性48.2%。

ユーザーに人気がある機種は、「スマートフォンといえば思い浮かぶブランド」「次回機種変更するなら選びたいブランド」のいずれにおいても、トップ3は「iPhone」「Xperia」「Galaxy」の順となり、定番ブランドの人気を裏付ける結果となった。

「スマートフォンといえば思い浮かぶブランド」は次のうちどれですか? (N=900)

「次回機種変更するなら選びたいブランド」は次のうちどれですか? (N=900)

アプリの平均ダウンロード数は35個。全体の56.2%が有料アプリを購入したことがあると回答し、有料アプリの平均ダウンロード数は8個だった。定期的に使用するアプリの数は「1~5」という回答が最も多く38.3%。平均9個を定期的に使っていることがわかった。

これまでにおおよそいくつのアプリダウンロード経験がありますか? (N=900)

スマートフォンの料金については「どちらかと言うと不満(32.7%)」「かなり不満(8.4%)」「非常に不満(5.6%)」を合わせて半数近くが「不満」と答え、そのうち約9割が「料金が高い」ことを理由に挙げている。

同社は、スマートフォンは料金が高いという印象が強く持たれており「料金プラン満足度を上げることがスマートフォン満足度を上げるカギとなりそう」と分析している。