ミトリは1月30日、クラウド型ワークフロー「Streamline」のメジャーバージョンアップを行った。今回のバージョンアップでは大幅な機能追加が行われており、企業の管理者が高度なワークフローを簡単に作成/リリースすることを実現する。

Streamlineは、Webブラウザさえあれば利用可能なクラウド型ワークフロー。モバイルPC/スマートフォン/タブレットからの利用にも対応しており、いつでもどこからでも申請・承認することを可能にする。

今回のバージョンアップでは、大規模企業のニーズに対応すべく、より高度なワークフローを実現するための機能追加・強化が行われた。主なアップデート内容は、「組織・役職管理機能」「条件分岐機能」「上長の自動回付機能」「代理者設定機能」。

例えば、ユーザーに組織、役職/担当、役職/担当の兼務を付加できるようになったため、管理者は人事異動などの際に承認ルートを再設定する必要がなくなった。

Streamlineの組織・役職を設定する画面

加えて、高度なルートにも対応した。具体的には、「申請内容に応じた自動的な条件分岐」「所属組織から上長を自動選択した承認ルートの設定」「申請内容のルート中の変更設定」「ステップ名称の追加/印影欄の名称設定」が行えるようになった。

Streamlineの条件分岐の設定画面

また、期間を指定した形での代理申請・代理承認の設定も可能になったため、人事異動時の猶予期間や長期不在時に代理権限を付与したいというニーズにも対応する。