Agilent Technologiesの日本法人であるアジレント・テクノロジーは1月26日、カラーVGAディスプレイ搭載のハンドヘルド・オシロスコープ2機種を発表した。具体的には、100MHz帯域の「Agilent U1610A ハンドヘルド・オシロスコープ」と200MHz帯域の「Agilent U1620A ハンドヘルド・オシロスコープ」の2機種で、2月2日より販売を開始する。

今回発表されたハンドヘルド・オシロスコープは、屋内、屋外、夜間の3種類の表示モードを搭載している。5.7型の半透過型カラーVGAディスプレイと屋外モードにより、太陽光をはじめとする各種光源下でも信号の視認性を高めており、さまざまな現場で波形観測が容易となっている。

サンプリング・レートは1GSpsまたは2GSps、チャンネル数は2チャンネルで絶縁されているほか、大容量メモリ、1000倍ズーム、全体像と詳細を同時表示可能なダブル・ウィンドウ機能を搭載している。 また、ズーム表示により、あらゆる場面でグリッチなどの不具合の把握が容易となっている。