日本オラクルは1月25日、Java Platform Enterprise Edition 6に完全準拠したアプリケーションサーバの最新版「Oracle WebLogic Server 12c」について、2月7日から国内提供を開始すると発表した。
同製品は提供開始に先立ち、一部の顧客とパートナー企業による製品評価プログラムを実施し、品質の向上を図った。日本からは、伊藤忠テクノソリューションズ、新日鉄ソリューションズ、NEC、日立ソリューションズが同プログラムに参加した。
今回のバージョンアップの特徴としては、「Oracle Databaseとの連携強化」「Java EE 6、Java SE 7に対応」「ミッション・クリティカルな環境での利用に向けた機能強化」が挙げられる。
拡張機能「Active GridLink for RAC」により、データベースの負荷状況に応じて動的に処理を振り分ける動的負荷分散と、データベース障害や構成変更の際にデータベース接続を自動的に追随させる自律的な接続管理が実現されている。Oracle DatabaseとOracle WebLogic Serverの一元管理機能にも対応した。
同製品の予価は以下のとおり。
製品名 | 予価(税込) |
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Oracle WebLogic Server Standard Edition | 108万7,000円/1プロセッサ、2万1,700円/Named User Plus |
Oracle WebLogic Server Enterprise Edition | 271万7,400円/1プロセッサ、5万4,300円/Named User Plus |
Oracle WebLogic Suite | 489万1,300円/1プロセッサ、9万7,800円/Named User Plus |