エプソンは、作業効率化と長期保存用ブルーレイディスの作成に適したディスクデュプリケーターの新商品「PP-7050BD」を、3月上旬より発売することを発表した。価格はオープンプライス。

ディスクデュプリケーターと検査装置の機能を集約した「PP-7050BD」

また、50年以上の長期保存性を持つ三菱化学メディア製専用アーカイブディスクもオプションで用意している。

同製品では、パイオニア製検査機能付業務用BDドライブ「BDR-PR1」をベースとしたドライブを採用。これまでのアーカイブディスク作成作業では、デュプリケーターと別に検査装置が必要であったが、長期保存において重要な初期品質を確保するエラーレートチェックを書き込み直後に行う機能を搭載した。ドライブから取り出すことなくチェックが可能なため、作業が効率化できる。また、エラーディスクが発生した際には自動的に再度同じディスクを作成することが可能だ。

添付の専用ソフト「Total Disc Maker」を使用すれば、書き込みデータやレーベル面のデザインを指定し、発行ボタンを押すだけで、最大50枚のディスクを一括で作成することが可能。また、同社のインクジェット技術により、高画質・高速レーベル印刷にも対応している。

書き込み+印刷スピードは、CDが15枚/h、DVDが8枚/h、BDが3枚/h(専用アーカイブディスクの場合)。インタフェースはUSB 2.0。外形寸法はW377×D465×H324mm。