本展のポスター

ギンザ・グラフィック・ギャラリー(東京・中央区)では、グラフィックデザイナー・田中一光氏の没後10年という節目を飾る展覧会「DNPグラフィックデザイン・アーカイブ収蔵品展IV 田中一光ポスター1980-2002」を開催している。2月25日まで。入場は無料。

田中氏は生前、西武流通グループ(現・セゾングループ)のクリエイティブディレクターを努めたほか、東京オリンピック、大阪万博などの大規模イベントにも携わり、2002年に急逝するまで日本のグラフィックデザイン界の中核を担ってきた人物。

本展では、同氏が1980年から亡くなる2002年までに残した、後半期代表作約150点を紹介。「Nihon Buyo」や「JAPAN」「STREET」など、世界屈指のポスター作家としての評価を高めた後半期の優品が多数含まれるという。詳細は同ギャラリーWebサイトまで。