既報の通り、Googleは1月19日(現地時間)、2011年度第4四半期(10月-12月)決算を発表した。売上高が初めて100億ドルを突破したといった発表とあわせて、同社のソーシャルサービス「Google+」のユーザー数などについても触れている。

Google+は、2011年6月に公開されたソーシャルサービス。当初は限定公開であったが、9月に一般公開され一気にユーザー数が増加。今回の発表によると、全世界のユーザー数は9000万人を超えているという。なお、一般公開直後の10月のユーザー数は4000万人だった。

登録ユーザーの内、6割が1日に1回以上サービスを利用。また、1週間に1回以上の利用するユーザーは8割を超え、アクティビティの高さもうかがえる。

同社では、Google+のユーザー数について国別の数字は公開していないが、「日本でも急速に利用者数が伸びており、第4四半期には、国内の多くの著名人や有名企業がGoogle+の利用を開始」しているという。このような動きは、2011年12月に発表されたAKB48のGoogle+や、坂本龍一さんによる東日本大震災の被災地の生徒とのGoogle+のハングアウト(ビデオチャット機能)として話題にもなった。

さらに、Google+に掲載できる企業の情報ページ「Google+ページ」も全世界で100万を超えており、TOYOTASONYUniqlo楽天市場といった企業ページはじめ、多くの企業が公開している。また初音ミクのページなども公開されている。