日立製作所は、大・中規模企業向け日立IP-PBX(構内交換機)「NETTOWER CX-01」(以下、CX-01)を、2月1日から販売を開始すると発表した。

日立製作所は、大・中規模企業向け日立IP-PBX(構内交換機)「NETTOWER CX-01」(以下、CX-01)を、2月1日から販売を開始すると発表した。発売される製品と価格はそれぞれ、CX-01 タイプS 最大収容内線数(1,024)が152万2,500円から、CX-01 タイプL 最大収容内線数(16,384)210万円から。出荷予定日は3月1日となっている。

同製品は、電話回線への接続を中心としたIP-PBX「NETTOWER CX9000IP」と、フルIP対応IP-PBX「IPTOWER-SPシリーズ」の2つの従来製品ラインアップを統合・刷新したもの。従来の電話回線を用いたレガシ構成のシステムと、インターネットで用いられる通信規約であるIP(Internet Protocol)に対応したフルIP構成のシステムの双方に対応可能な、内線数200から数万まで対応可能なハイブリッド型のPBX。

「NETTOWER CX-01 タイプS」

「NETTOWER CX-01 タイプL」

同製品の主な特長として、「スマートフォンなどのモバイル端末利用時の利便性向上」、「従来製品の機能・運用形態を継承し、かつ省スペース・省電力に対応」、「ビジュアルコミュニケーション機能の強化」、「電話機ラインアップの刷新」がある。

オプションで提供される「スマートフォン用内線アプリケーション」を用いることにより、Android搭載スマートフォンで内線通話を利用することができるようになる。スマートフォンは、社内では無線LAN、社外では3Gパケット通信で保留や転送などの機能が利用可能となる。

スマートフォンでの内線利用イメージ

これらの機能を利用することにより、スマートフォンの内線電話としての活用やビデオ会議システム等の様々なコミュニケーションツールとの連携を実現しつつ、レガシ構成のシステム機能も継承したことにより、停電時の通話等BCP(事業継続計画)のための高信頼性へのニーズにも対応可能。