キヤノンマーケティングジャパンは、クラウド上で管理されている文書をiPadで閲覧、追記、印刷できるアプリケーション「Smart Browse Print(スマートブラウズプリント)」を3月上旬より提供すると発表した。

価格は、初期費用が15,000円で、月額3,000円(5台使用分)～。なお、文書の保管先として、キヤノンのクラウド型文書管理サービス「C-Cabinet/HOME」を想定しており、利用するには別途こちらのいずれかの契約も必要になる。

「Smart Browse Print」の利用イメージ

Smart Browse Printでは、フルスクリーンやサムネイルで文書を表示したりできるほか、手書きで文字を入力したり、写真や文章を付箋として貼り付けたり、しおりを付けたりすることができるのが特徴。また、追記した文書をWi-Fiアクセスポイント経由で、オフィス複合機やレーザープリンタ、インクジェットプリンタなどから印刷することが可能。

文書表示画面

フリーハンド機能

ふせん機能

しおり機能

対応フォーマットは、PDFとOffice文書で、主な用途としては、航空・鉄道会社の業務マニュアルや作業報告書、工場・プラントの設備点検マニュアル、建設・不動産会社の設計図面などの電子マニュアル、銀行の窓口や自動車・旅行会社の店頭販売、各種訪問営業などの業務において、カタログやパンフレット、見積もりなどを適宜見せながら説明するプレゼンテーション業務、経営会議や事業企画会議などペーパーレス会議などでの利用を想定している。