ミラクル・リナックスは1月17日、従来の企業向けサーバ用途に加え、産業用コンピュータなどの特定業務用途向け機器にも最適化したLinuxの最新バージョン「Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6」を発売開始した。
同製品は、長期保証が必要とされる産業用コンピュータ/アプライアンス製品/組込み機器などのOSとしての利用に耐えうるよう、5年以上の製品供給と、7年以上のサポートを提供する。特定業務用途向け機器のOSとして利用するうえで、開発段階より日本語での技術サポートをLinuxディストリビューターから受けられるのもメリット。Red Hat Enterprise Linux6に準拠し、CentOSとの互換性もあり、これらの製品からの移行に対応する。
価格は、標準サーバと特定業務用途向け機器とで分かれている。標準サーバ向けの場合、CPUソケットが1つまで/仮想環境での利用が1イメージまでの「Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6 One」が3万7,800円、CPUソケット/仮想環境での利用が無制限の「Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6」が6万3,000円、特定業務用途向け機器の場合、10ライセンス当たり15万7,500円となっている(いずれも税込)。