エプソンは、ビジネスインクジェットプリンタの新商品として、A4インクジェット複合機「PX-504A」と、A4インクジェットプリンタ「PX-204」を2月1日から発売すると発表した。価格はオープンで、市場想定価格は、PX-504Aが1万円台後半、PX-204は1万円台中盤。いずれも4色顔料インクを採用し、A4カラー文書1枚あたり9.0円という低ランニングコストを実現する。

「PX-504A」

「PX-204」

PX-504Aは、プリンタに加えコピー、スキャナ機能を備えたA4カラーインクジェット複合機。用紙交換をスムーズに行える前面給排紙で、給紙容量はA4普通紙で150枚。また、自動両面印刷ユニットを内蔵しているほか、有線/無線LANインタフェースを標準装備している(ほかにUSB 2.0がある)。

さらにPX-504Aは、スマートフォン、タブレットPCからのドキュメントや写真、Webページのプリント、スキャンを可能にする「Epson iPrint」や、写真やドキュメントをメールに添付してプリンタに送信するだけでプリントできる「メールプリント」に対応している。

PX-504Aの印刷スピードは約36枚/分。容量で選べる2種類のブラックインクを用意しているほか、カラーインク残量が限界値を下回った場合でも、最長5日間モノクロ印刷が可能な「黒だけでモード」を搭載する。外形寸法はW445×D367×H169mmで、重量は約6.3kg。

一方PX-204は、自動両面印刷ユニットを標準搭載するA4カラーインクジェットプリンタ。PX-504A同様、有線/無線LANインタフェースを標準装備している(ほかにUSB 2.0がある)。印刷スピードは、38枚/分で給紙容量は250枚。容量で選べる2種類のブラックインクが用意され、黒だけでモードも搭載されている。外形寸法はW445×D330×H154mmで、重量は約4.5kg。