リコーは、同社独自のジェルジェットプリンタの新世代モデルとなるA4対応の「IPSiO(イプシオ) SG 3100/2100/2010Lシリーズ」3機種5モデルを発表した。いすれも価格はオープンで、1月19日より発売される

新たに発売されるのは、29枚/分(A4)の印刷が可能で、自動両面、有線LANに対応した「IPSiO SG 3100」、25枚/分(A4)の印刷が可能で有線LANに対応した「IPSiO SG 2100」、25枚/分(A4)の印刷が可能な「IPSiO SG 2010L」の3機種。

「IPSiO SG 3100」

「IPSiO SG 2010L」

主な機能差と市場想定価格は以下の表のとおり。

製品名 IPSiO SG 3100 IPSiO SG 2100 IPSiO SG 2010L
連続プリント速度 29枚/分(A4) 25枚/分(A4) 25枚/分(A4)
自動両面機能 × ×
有線LAN ×
増設トレイ(最大2段) オプション オプション ×
マルチ手差し オプション オプション ×
安心3年モデル あり あり なし
市場想定価格 31,800円 26,800円 24,800円

なお、IPSiO SG 3100、IPSiO SG 2100には、1年間の無償保証に2年間保守をプラスした安心3年モデルも用意される。市場想定価格は、プラス1万円程度。

新製品はいずれも、凹凸の少ないシンプルなスクエアデザインを採用し、従来機と比較して容積比で最大42%削減。従来、本体の背面にあった電源や各種ケーブルの差し込み口を本体の側面に移動し、棚の中に設置する際も、ケーブルの後方からの這い回しが必要なく設置できる。また、ファーストプリント(A4)は、2.5秒以下を実現している。

IPSiO SG 3100/2100は、オプションの装着により、最大で4WAY・850枚の給紙に対応し、異なる用紙の同時セットが可能。動作時の平均消費電力は約23.5Wと低消費電力で、従来機と比較して25%削減している。

いずれも解像度は3,600×1,200dpi相当で、給紙量は標準トレイ250枚。外形寸法/重量は、IPSiO SG 3100がW399×D437×H213mm/9.9kg以下、IPSiO SG 2100がW399×D360×H213mm/9.3kg以下、IPSiO SG 2010LがW399×D360×H213mm/9.3kg以下。いずれもインタフェースとしてUSB 2.0を備える。