Mazer制作委員会は、アイデアオークションサイト「Mazer(マザー)」の運用を開始した。
Mazerは、新しいサービスや商品、制度などのアイデアを考え、実現していくための新しい仕組みとして登場したもので、クリエイティブディレクターが提示するお題に対してアイデアを広く募る。投稿された中から「ベスト・アイデア」に選ばれたアイデアは、オークションを通じて企業や団体などが入札することもできるという。
現時点でアイデアを募集しているのは、元『マリ・クレール』編集長でファッション・ジャーナリストの生駒芳子氏によるお題「プレゼン上手な日本人を増やす方法を考えてください」と、スマイルズ代表取締役社長の遠山正道氏によるお題「海外展開したら良いと思う食のアイデアを考えて下さい」の2つ。ユーザーは、本サイトからアイデアの投稿をしたり、投稿されたアイデアへの投票をすることができる。
なお今後も、さまざまなジャンルのクリエイターたちがゲストクリエイティブ・ディレクターとして参加するという。予定されているのは、スプツニ子! (現代アーティスト)、猪子寿之(ウルトラテクノロジスト集団チームラボ代表)、片山正通(インテリアデザイナー、ワンダーウォール代表)、原研哉(デザイナー)、森本千絵(アーティスト、アートディレクター)など。