富士通は1月16日、ビッグデータを利活用するための基盤をクラウドサービスとして提供する「データ活用基盤サービス」の提供を開始すると発表した。サービスの販売価格はすべて個別見積りとなる。
同サービスは、大量のセンシングデータを収集・蓄積・統合したうえで、ナレッジを組み合わせてリアルタイム処理やバッチ処理による将来予測などを行うクラウドサービスで、具体的には、「情報管理・統合サービス」、「通信制御サービス」、「情報収集・検知サービス」、「情報分析サービス」の4つのサービスを提供する。
2012年度第2四半期をめどに、上記4サービスに加え、「情報交換サービス」と「情報利用支援サービス」を提供する予定。
さらに、同サービスのラインアップとして、顧客のデータ分析、業務への適用、新たなデータ利活用などをトータルで支援するデータキュレーションに関するサービスも開始される予定で、2012年4月をめどに体系化し、サービスとして順次提供していく。