ナカバヤシは、スマートフォンの撮影機能を利用して、手書きの情報を手軽にデータ化し、活用できるデジタル連動型文具「smareco(スマレコ)」シリーズとして、「スマレコノート」、「スマレコダイアリー」を2月中旬より、「スマレコペン」を3月末より販売すると発表した。いずれも対応機種はiPhone 4/4SでAndroidには4月対応予定。
また、専用アプリ「smareco Note App」が、App Storeから1月17日より無料提供される。
「スマレコノート」
「スマレコノート」は、専用ノートの各ページ上辺と右辺に設けられた「分割マーク」をボールペンで塗りつぶし、アプリを立ち上げ撮影。撮影されたページは塗りつぶされた分割マークで自動的に分割され、範囲ごとにワンタッチでブラインド(覆い隠し)する事ができる。
製品には、分割マークを塗りつぶして、任意でブラインド部分を設定するノートタイプのほか、撮影するだけで自動的に分割され、覚えたい単語や事項を記入してすぐに使える単語帳タイプがある。
撮影されたノートのデータはスマートフォンで保存・管理するだけでなく、メールで送信したり、Evernoteにアップロードできる。
ラインナップは、Wリングノート、単語帳、ルーズリーフなど全7種12品番で、価格は231円~399円。
「スマレコダイアリー」
「スマレコダイアリー」は、スケジュールを書き込む「カレンダーページ」とメモなどを書き込む「ノートページ」で構成され、専用アプリを立ち上げカレンダーのページを撮影すると、年月を自動認識し、適切な年月順で保存する。
撮影したカレンダーの任意の日付にアプリ上でメモを記入したり、ノートページを撮影してカレンダーの日付にリンクすることも可能。
ノートページ編集画面 |
ラインナップは、ダイアリー、リフィルノート、カレンダー単品の全9品番で、価格は315円~1,890円。
「スマレコペン」
「スマレコペン」は、手書きのメモや新聞や雑誌などの任意の箇所を線で囲み、アプリを立ち上げて撮影することで、囲まれた範囲だけを自動的に切り抜き、データ化する特殊な専用ペン。古くなった新聞や雑誌などの切り抜き保存や閲覧、編集を簡単にデジタルで行うことができる。
切り抜かれたデータは台形補正や色補正、サイズ補正を自動で行い、データはスマートフォンで保存・管理するだけでなく、メールで送信したりEvernoteにアップロードできる。価格はオープン。
ペンで囲んだ部分だけを取り込むことが可能 |