凸版印刷は、同社が提供中のタブレット端末やスマートフォンなどの高機能端末向けにPDF、PowerPoint、Excel、Wordで制作した企画書やマニュアルなどのコンテンツを、手軽に作成・配信することができるサービス「HandyBinder(ハンディバインダー)」を機能強化し、ベースにペーパーレス会議向けの機能を追加したと発表した。

導入のコンサルティングから運用までトータルでサポートするソリューションとして1月中旬より販売を開始する。

「HandyBinder」は、インフォテリアが提供するスマートフォン向けコンテンツ作成・配信サービス「Handbook」をエンジンとして採用し、PDFやPowerPoint、Excel、Wordなどで作成した企画書やマニュアル、会議資料などを、「HandyBinder」のサイトにアップロードすると、タブレット端末やスマートフォンなどの高機能端末向けに自動変換され、営業スタッフや保守スタッフが持つ端末に配信することができるサービス。

今回、ペーパーレス会議システムとして、PDFファイルへの手書きメモ機能を追加するとともに、特定の端末からのみ利用できる端末個体認証や、アクセス権コントロール、MDM(モバイルデバイスマネージメント)サービスと連携した端末管理・盗難紛失対策などのセキュリティ面を強化した。

HandyBinder を活用した、ペーパーレス会議ソリューション フロー図

製品ラインナップには、ASP版と自社サーバで運用するパッケージ版の2つがあり、ASP版の価格は、利用容量500MB/ユーザ数500IDで20,000円/月、パッケージ版の価格はサイトライセンス費用180万円、年間保守費用が27万円となっている。