ブラザー販売は、業務向け感熱ラベルプリンタ「ピータッチ」QLシリーズの新製品として、従来機比1.5倍の高速プリントと、テープカッターの耐久性が従来機比30倍となる30万回を実現した「QL-700」を2月1日から発売すると発表した。価格はオープンで市場想定価格は2万円程度。
QL-700は、QL-550の後継機種で、印字スピードが最大150mm/秒と、従来機と比べ1.5倍の高速化を実現した。また、テープカッターの耐久性が従来機と比べ30倍の30万回と大幅に向上しており、ユニット交換の手間やメンテナンス費用を削減することができる。
製品本体にはラベル編集ソフト「ピータッチ エディター ライト」が内蔵されており、製品とPCを接続するだけで、ラベルの編集・印刷をすることができる。また、新製品の発売に合わせ、幅29mm×長さ42mmのラベル「DK-1215」と、一度貼ったラベルを剥がすことができる幅62mmのテープ「DK-4205」を新たに発売する。
QL-700の印刷解像度は300dpiで、最大印字領域は59.0mm(62mm幅テープ使用時)。ラベル幅は29~62mm、ラベル長は12.7~1.000mm(1m)に対応する。インタフェースは、USB 2.0で、外形寸法はW128×D221×H153mm、重量は約1.12kg。