プラスは、同社が提供するコピーボード(電子黒板)をスマートフォンからリモート操作でき、さらにコピーボードの板書データ以外にも、会議中に記録した画像・音声・動画などのファイルを時系列に一元管理できるアプリ「会議ポケット」を無償で提供すると発表した。iOS対応版は2月下旬より、Android対応版は3月下旬より公開される。
ただし、本アプリからコピーボードをリモート操作(コピーボードのシート送りとスキャン)するには、ネットワーク対応のコピーボード最新機種(N-20シリーズ)に無線LANアクセスポイントを取り付ける必要がある。
コピーボードから転送される板書データは、スマートフォンからワンタッチでメールやEvernoteなどに転送ができる。ファイル容量は約200KB。
さらに、アプリには写真撮影、録音、録画機能が搭載されており、会議中に記録したそれらのファイルを一元管理することができ、クラウドサービスへの転送も可能。特に、録音機能は、起動中に「クリップボタン」を押すと、60秒前からその時点までの音声を切り取って記録できる「タイムシフト録音機能」を搭載する。
そのほか、AirPrint対応のプリンタがあれば、アプリに保存されているイメージファイルを選択して「プリント」ボタンを押すと、いつでもワイヤレスで印刷できる(AirPrintへの対応はiOS 4.2以降)。
対応OSは、iOSが4以降(iPhone 3GS以降/iPad)、Androidが2.3以降。コピーボード対応機種は、N-20シリーズで、その他のコピーボード機種(F-20、N-204、C-20シリーズ)への対応は2012年3月下旬以降を予定している。