シチズン時計は1月12日、同社が運営するWebマガジン「リアルスケール」において、全国の男女を対象に実施した、時に関する意識・実態調査第12回『みんなのネット年賀状事情』の結果を発表した。有効回答数は3,962(男性2,530/女性1,432)、年代構成は20歳未満:88/20代:661/30代:1,113/40代:,1133/50代:649/60歳以上:318。

「新年の挨拶を、年賀状の代わりに、メールやSNSといったインターネットサービスを通じて行ったことはあるか?」という質問に対し、最も多かった回答は「人によって、郵便とネットで使い分ける」で、全体の54.6%だった。「全員にネットを利用」は4.6%、「ネットは利用しない」は37.3%だった。

年賀状制作にかける時間については、「1時間以上(6時間未満)」が32.3%で最も多かったが、次いで「1日以上」15.9%、「3日以上」14.4%と、約3割が1日以上かける"大仕事"として取り組んでいる様子が伺える結果となった。

性別で見た年賀状制作にかけている時間(回答者数は3,823。ネット、郵送ともに利用しないという回答者を除いて集計) 資料:リアルスケール

年齢別で見た年賀状制作にかけている時間(回答者数は3,823。ネット、郵送ともに利用しないという回答者を除いて集計) 資料:リアルスケール

3日以上かけると回答した人からは、「年賀状は必ず版画にします(千葉県・男性)」「毎年恒例でコスプレ挨拶年賀にしています(埼玉県・女性)」、また送った相手が毎年の年賀状をコレクションしてくれている人など、手軽な素材集が豊富にあるなかで、独自の作品性を追求するコメントが寄せられた。