ジャストシステムは、ユーザーに次のアクションを促すコミュニケーション機能を強化したノンプログラミングWebデータベースソフトの新バージョン「UnitBase 2.0」を、2月29日より発売すると発表した。
製品の価格と年間保守料は利用するユーザー数によって決まり、20ユーザーで利用できる「モデル20」では価格が59万円(税別)、年間保守料が11万8000円(税別)となっている。
「UnitBase 2.0」では、ユーザーに次のアクションを促せるようコミュニケーション機能の強化を図っており、データベースにアクセスした際にポップアップ表示される新搭載の「データベースガイダンス」により、ユーザーに対して「締め日が近づいているので、○○の条件のレコードを確実にケアし、対応もれや遅れのないようにしてください」というように、業務指示や注目してほしいレコードについての説明が行えるようになった。
また、一覧画面では「ハイライト」機能で条件を設定しておくことで、レコードを重要度や緊急度に応じて色分けして表示するほか、個々のレコードに対してコメントの入力が行えるようになっている。
そのほか、データに追加や更新があった場合は、随時、メールでユーザーに通知する機能を新たに搭載している。
基幹系データベースとの連携強化も図っており、新たに提供するコマンドラインツールを使い、外部データベースからCSV形式で出力されたデータを、Windowsタスクスケジューラーでスケジュール実行することにより、定期的に自動で取り込めるようになったほか、Active Directoryとの連携によるシングルサインオンを実現した。
対応OSは、Windows 7(64bit) Professional/Enterprise/Ultimate、Windows Server 2008 SP2 (32bit/64bit) Standard/Enterprise/Datacenter、Windows Server 2008 R2 SP1(64bit)Standard/Enterprise/Datacenter。