Firebug integrates with Firefox to put a wealth of development tools at your fingertips while you browse.

irebugの最新版「Firebug 1.9.0」が公開された。Firebug :: Add-ons for Firefoxよりインストールが可能となっている。

Firebug 1.9.0は、Firefox 6から11 (オーロラ)までがサポート対象。Firefox 12ナイトリーに関しては近日中にリリースされるFirebug 1.10 alphaが対応する予定で、それまではFirebug 1.9b6を使うように説明されている。

Firebugは、Firefoxで動作するWebページ制作やWebアプリケーション開発のためのツール。Firefoxで利用可能な開発ツールとしては、デファクトスタンダードといってもよい評価を得ている。

「Firebug 1.9.0」の主な新機能は次のとおり。

  • ネットパネルにフォントビューア(.woffファイル限定)を追加
  • CSSパネルにフォントビューツールティップを追加
  • Firebug UIの表示場所をブラウザ下方だけでなく上下左右自由な場所に配置可能とし、切り離しての使用もできる
  • JSONツリーの任意の部分をクリップボードへコピーする機能を追加
  • シンタックスエラーの発生場所を矢印で指示するように機能を拡張
  • ネットパネルに「プロトコル」列を追加(http/https)
  • ネットパネルに既存のHTTPリクエストを再送する機能を追加
  • インスペクターで特定した要素をDeleteキーで簡単に削除可能に
  • DOMパネルに特定の値をモニタリングするための「Add Watch」機能を追加
  • 配列の内容をツールティップで表示する機能を追加

Firefoxにはこれまで標準で搭載された開発ツールがなかったが、現在急ピッチで開発が進められており、今後はFirefox単体でも開発機能が利用できるようになる見通しとなっている。開発ツールとしての機能はFirebugには及ばないが、Firebugほどの機能を必要としない場合は、今後このような標準搭載の機能が使われるケースも増えるものと見られる。