フロンティアオーズはこのほど、業務用・家庭用大容量蓄電池「ENEBOX(エネボックス) E-5000」を発売したと発表した。同製品はバッテリーに、航空機などに搭載されているCONCORDEのAGM方式の鉛バッテリーを使用している。
AMG方式の鉛バッテリーは完全密閉型で、放置しておいても自然放電がほぼ発生せず、メンテナンス不要。充放電可能回数は3,000~5,000回(期待寿命10年以上)となっているほか、リチウムバッテリーなどと異なり、発火や爆発の危険性が限りなく低いので、室内にも設置可能。使用済みバッテリは破損していないことが条件となるが再利用できる。
充電が家庭用コンセントから簡単に行えるのも特徴。インバータ出力1,500W、バッテリー容量は5,460Whと大容量であるため、150Wの冷蔵庫なら単体で30時間使用可能。複数の電気製品の利用にも対応している。停電時は、無瞬断で自動でコンセントからバッテリーに切り替わるのでUPSとしても使用可能。
価格は本体価格が120万円で、設置工事が不要のため取り付け費は不要(容量の異なる98万円、48万円、19万8,000円のタイプもあり)。