Net Applications - Usage Share Statistics for Internet Technologies.

Net Applicationsから2011年12月のモバイル / タブレットブラウザシェアが発表された。SafariとAndroidがシェアを落とし、Opera Miniがシェアを増やしている。Safariはシェアを減らしているものの、そのシェアは53.3%と過半数を占めており、モバイル / タブレットブラウザにおいて強い影響力を持っていることがわかる。Safari、Opera Mini、Android Browserを合わせると90%以上のシェアに達しており、これら3つのブラウザが支配的な位置づけにあることがわかる。

2011年12月モバイル/タブレットブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2011年12月バージョン別モバイル/タブレットブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2011年12月モバイル/タブレットブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2011年12月バージョン別モバイル/タブレットブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 ブラウザ シェア 推移 備考
1 Safari 53.30% 減少傾向
2 Opera Mini 21.66% 上昇傾向
3 Android Browser 15.87% 減少傾向
4 Symbian 3.33%
5 BlackBerry 3.05%
6 IE 0.41% 減少傾向
順位 バージョン別ブラウザ シェア 推移 備考
1 Safari 5.1 23.88% iOS5の普及によるものとみられる。2位から1位へ浮上。上昇傾向
2 Safari 5.0 23.81% iOS5へのアップグレードが理由とみられる。下落傾向
3 Android Browser 4.0 15.49% 下落傾向
4 Opera Mini 4.2 6.96% 上昇傾向
5 Opera Mini 4.1 5.81% 上昇傾向
6 Safari 4.0 3.44% 減少傾向
7 Symbian 3.33%
8 BlackBerry 3.05%
9 Opera Mini 5.1 2.21% 下落傾向
10 Opera Mini 4.4 1.67%
11 Opera Mini 6.5 1.41%

バージョン別に見ると1位にSafari 5.1が、2位にSafari 5.0がエントリ。2011年11月時点では1位がSafari 5.0で、2位がSafari 5.1と逆だった。iOS5がリリースされたことで、iOS搭載デバイスのアップグレードが進み、結果としてSafari 5.1への移行が進んだものと見られる。

Opera Miniは2011年11月に引き続き順調にシェアを伸ばしている。特にOpera Mini 4.2とOpera Mini 4.1のシェア増が注目される。この2つのバージョンに比べると割合は下がるが、Opera Mini 4.4とOpera Mini 6.5もシェアを増やしている。