Broadcomは12月20日(現地時間)、光ファイバを利用した長距離接続に対応したCMOSベースの40GのDemux「BCM84141」とMux「BCM84142」という2種類のPHYを発表した。
2製品はいずれもDQPSK変調に対応し、SFI-5.1に定められた2×23Gbpsの転送を可能とする。2つのPHYの合計の消費電力は2.3Wで、これは既存の製品に比べて50%以上の消費電力化を実現していると同社は説明する。
また、これらの製品は今後大きな伸びが予測される高速ネットワークに向けたものであり、特に長距離間を繋ぐDWDM(Dense WDM)転送のシステム向けに、高い信頼性と低消費電力が有用であるとしている。
すでにBCM84141およびBCM84142はどちらも量産出荷を開始している。