NTT東日本は12月22日、同社のブロードバンド接続サービス「フレッツ光」ユーザーを対象に、家庭向けの電力見える化サービス「フレッツ・ミルエネ」を提供することを発表した。申し込みの受付開始は2012年1月下旬の予定。
同社では今年7月より「NTT東日本-電力見える化サービス(仮称)」をトライアルで提供していたが、より広く利用したいというニーズが高いことを背景に、今回のサービスを開始する。
同サービスでは、フレッツ・ミルエネ対応機器で消費電力量を推計・計測し、同社の情報端末「光iフレーム」やパソコン、スマートフォンなどのブラウザに表示。電力会社から提供される電力供給情報、エコに役立つアドバイス、また地域・家族構成など属性ごとの電力消費状況ランキング表示などの機能も利用できる。
料金は初期登録費用2,100円、月額利用料が210円。消費電力量計測用の対応機器(無線親機・分電盤計測器)のレンタルが月額210円かかる(いずれも税込)。別途、フレッツ光やプロバイダ契約が必要。
今後は家庭の太陽光発電や蓄電池等、可視化できる範囲の拡大や、家電のコントロール機能追加などにより、家庭内エネルギーコントロール支援の実現を目指したいとしている。