ペガシスは22日、DVD/Blu-ray作成ソフト「TMPGEnc Authoring Works 5」(ティーエムペグエンク オーサリングワークス 5)のダウンロード版を2012年1月12日に、パッケージ版を2012年2月下旬に発売すると発表した。価格は、ダウンロード版が9,800円、パッケージ版が1万3,800円。
同ソフトは、映像に関する知識を持たない人でも、ウィザードに従って作業を進めるだけでDVDやBlu-rayディスクの作成が行えるというオーサリングソフト。今回のバージョンアップでは、Blu-rayディスク出力を行う場合に、従来から利用できたMPEG-2に加えて、エンコードエンジン「x264」を搭載することで「H.264/AVC」での出力にも対応。また、入力したファイルに対して、必要な部分のみをエンコードするスマートレンダリングエンジンもH.264/AVCに対応している。
そのほか、デコード処理やエンコード処理において、NVIDIAの技術「CUDA」とインテルの「Intel Media SDK」をサポートし、高品質音声Dolby Digital Plusの5.1チャンネル入力にも対応。インターフェイスにも新機能追加や機能強化が行われて、より扱いやすくなっているとのこと。
対応OSは、Windows XP SP3、Windows Vista SP1/SP2、Windows 7で、64ビットOSでの動作はWindows 7のみサポート対象。DirectX 9c以降のインストールが必須。ハードウェアは2GHz以上のCPU、1GB以上のメモリ、1,024×768以上の画面解像度が必要で、HDDはフォーマットがNTFS、本体インストールに300MB程度、作業領域10GB以上が必要となっている。