東京電力は12月22日、2012年4月以降、契約電力50キロワット以上の「自由化部門」の契約者に対し、燃料費負担増に相当する部分について電気料金の値上げを行うと発表した。

値上げの理由は、「3月11日の東北地方太平洋沖地震による福島第一・第二原子力発電所の被災に加え、同社が電力を購入している他社原子力発電所の被災、柏崎刈羽原子力発電所の停止の長期化などに対応するなか、電力の安定供給を維持するため、火力発電の焚き増しや長期計画停止中の火力発電設備の運転再開など、供給力の維持・確保に努めた結果、燃料費負担が大幅に増加していること」としている。

値上げ幅などの詳細については、2012年1月に発表される予定。