米Googleは19日(現地時間)、ソーシャルサービス「Google+」の機能アップデートを発表した。ストリームの露出調節、お知らせとページの強化、新しいLightboxなど4つの新機能を備える。「ほとんどのユーザーのほしい物リストに含まれていた機能もあるし、いくつかはサプライズになると期待している」とGoogle+を担当するBradley Horowitz氏。アップデートは数日をかけて全ユーザーにロールアウトされる予定だ。
ストリームの露出調節は、各サークルの右上に表示されるスライダーで行う。これを左右に動かすと、そのサークルのコンテンツがメイン・ストリームに表示される度合いが変化する。右端にしておくと、全ての投稿が表示されるので見逃しを避けられる。逆に左端にするとメイン・ストリームに投稿は現れない。
Googleの多くのサービスのGoogleバーに現れる通知機能「お知らせ」が、新版では簡単なプレビュー機能を備える。従来は通知のサインが現れても、何が起こっているかを知るためにGoogle+をナビゲートしなければならないケースが多かったが、直接お知らせから通知の内容を把握でき、また自分の投稿への+1と共有も表示されるようになる。
ビジネスや団体・グループ向けの「Google+ページ」で設定できる管理者が、これまでの1人から50人に増加した。Googleバーのお知らせもページに対応し、管理者がログインするとページのアクティビティに関する通知がお知らせに現れる。またページに関与する全ての人の規模を把握できるように、ページには+1を付けた人とサークルに追加した人の総数が表示される。これら3つは、過去数週間でGoogle+ページ・ユーザーから寄せられた要望のトップ3だという。
Google+写真の新しいLightbox表示では、コメントを並べて表示するモードから画面全体で写真を楽しめるモードへ容易に切り換えられ、全画面でもコメントや会話を確認することが可能。また新しいタグ付け機能を用いて、簡単に楽しみながら写真にタグを追加できる。