ヤフーは12月13日、iPhone向けアプリケーション「防災速報」の提供を開始した。地震情報や津波情報、停電情報などが通知されるサービスで、無料でダウンロードできる。
「防災速報」紹介ページ |
「防災速報」では、地震や豪雨などの警報や注意報といったさまざまな災害情報を、まとめて受け取れるサービス。通知を希望する災害情報や対象地域を設定しておくと、速報があった際に自動で通知されるようになっている。
通知対象とする地域は、市区町村単位で3ヵ所まで設定可能で、たとえば、自宅・実家・勤務先のような使い方ができる。なお、地震情報と津波予報は、地域によらず全国一律の情報が通知される。
通知対象の情報は、国内で震度5弱以上の地震が発生した場合の地震情報、津波警報や注意報が気象庁より発表された場合の津波予報、気象庁が発表する降水ナウキャストの予測値に基づき直近1時間以内の降水量を通知する豪雨予報、登録地域の電力使用率が97%以上となった場合などの節電・停電情報となっている。
同社では、今後「防災速報」で送られる情報に、気象情報や放射線情報を順次追加する予定としている。
また、アプリにはTwitterへの投稿機能もあり、通知された災害情報を簡単に投稿できるボタンが用意されている。投稿ボタンを押すと災害の概要が自動的に挿入され、自分の周りの被害状況などを写真やコメントを追加して発信できるようになっている。