NXP Semiconductorsは、204MHzで動作するARM Cortex-M4プロセッサ搭載デジタルシグナルコントローラ(DSC)「LPC4300シリーズ」の出荷を開始したことを発表した。
同製品はCortex-M0コプロセッサを搭載した非対称デュアルコアDSC。また、同社はCortex-M3マイコン「LPC1800シリーズ」の性能を180MHzに強化したこともあわせて発表した。
2シリーズともに同一の90nm低リーク電流プロセス技術を使用して製造されており、ピン互換性とソフトウェア互換性の確保、各種の主要機能の共通化が図られている。
なお、LPC4300シリーズで最初にリリースされるのは256ピンBGAパッケージ、264KB SRAMのフラッシュレス製品である「LPC4350」で、フラッシュ搭載製品は2012年第1四半期にリリースされる予定となっている。