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Red Hatは12月6日(米国時間)、Red Hat Enterprise Linuxの最新版となる「Red Hat Enterprise Linux 6.2」を公開した。Red Hatは1年以上前となる2010年11月11日(米国時間)に6系の最初のリリースとなるRHEL 6.0を公開。5月19日(米国時間)に初のアップデートリリースとなるRHEL 6.1を公開している。今回のリリースは6系における2回目のアップデートリリースとなる。
Red Hat Enterprise Linux 6.2における主な特徴は次のとおり。
- リソース管理機能の強化(プロセッサリソース上限設定機能、コントロールグループ機能の導入ほか)
- KVM関連機能の改善(仮想CPUタイムスライスシェアリング機能、ネットワーク関連プロセッサ使用率の削減、UDPトラフィックを改善するネットワークドライバの導入ほか)
- Red Hat Enterprise Virtualization 3.0ベータ版同梱
- Linux Container仮想化技術の導入(テクノロジープレビューとしての位置づけ。アプリケーションレベルでのコンテナを実現する)
累積パッチの適用、各種機能拡張、セキュリティフィックスなども取り込まれている。テクノロジープレビューという位置づけにあるが「Linux Container仮想化技術」が同梱された点が興味を惹く。また、一般公開が開始されたRed Hat Enterprise Virtualization 3.0βが同梱されている点も注目される。