JetBrains IntelliJ IDEA - The Most Intelligent Java IDE

JetBrainsは12月6日(米国時間)、統合開発環境の最新版となる「IntelliJ IDEA 11」を公開した。オープンソースとして無償で提供されるCommunityエディションと、すべての機能を搭載したUltimateエディションの2エディションが用意されている。提供されているパッケージはWindows版、Mac OS X版、Linux版となる。

IntelliJ IDEA 11における主な新機能は次のとおり。

  • PlayフレームワークによるWeb開発のサポート
  • 新しいリファクタリング機能などを実現したGroovy 2.0サポート
  • Grails WebフローおよびSpockフレームワークに対応したGrails 2.0サポート
  • Gradleの統合
  • コードアシスタンス、インスペクション、フォーマット選択などを含むCoffeeScriptエディタの導入
  • Mac OS X Lionにおけるフルスクリーンサポート
  • Linuxにおけるシンボリックリンク対応とドラッグ&ドロップ対応

Mac OS X Lionでフルスクリーンモードで動作するIntelliJ IDEA 11

フルスクリーンモードで動作していることを確認

マニュアルをフルスクリーン表示させれば、フルスクリーンを切り替えての作業が可能

IntelliJ IDEA 11操作例

Mac OS X Lionのフルスクリーンモード対応が加わったことは、Lionを開発環境に使用しているユーザには朗報と言える。LionのフルスクリーンはほかのOSで提供されているフルスクリーン機能と異なり、iPadで提供される没入型の操作感を提供する意味合いが強く、画面を最大限広げて表示するといった操作とは意味合いが違っている。Lionのフルスクリーンモードに対応したことで、ほかのフルスクリーンアプリ同様にタッチパッドを活用した切り替えなど没入型の操作が可能となる。