ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは12月7日、大規模企業/データセンター/大学/サービスプロバイダーなどを対象とした次世代型ファイアウォールアプライアンス「WatchGuard XTM 2050」の出荷を開始した。

「WatchGuard XTM 2050」

同製品は、16個のギガビットポートに加え、2個の10ギガビットのSFP+ファイバポートを備えているが、全ポートが独立しており「外部」「トラステッド」「DMZ」に指定可能だ。性能としては、20Gbpsのファイアウォール・スループットと1.6GbpsのVPNスループットが確保されており、全セキュリティ機能を利用した場合でも10GbpsのXTMスループットを発揮するほか、250万の同時接続(双方向)が可能。

同製品はの3つの形態で提供される。「UTMバンドル版」は、ハードウェアのほか、アンチウイルス、迷惑メール対策、IPS、Webフイルタリング、アプリケーション制御、レピュテーション・セキュリテイ、LiveSecurity(サポートサービス)が標準でバンドルで、メーカ希望小売価格が1,600万円から。

NGFW(Next Generation FireWall)バンドル版は、ハードウェアのほか、IPSとアプリケーション制御、LiveSecurityが標準でバンドルで、メーカ希望小売価格が1,400万円から。

LiveSecurity版は、ハードウェアとLiveSecurityのみ提供し、機能はファイアウォールとVPNのみ。メーカ希望小売価格は1,100万円から。