自由国民社は12月1日、2011年の"「現代用語の基礎知識」選 ユーキャン新語・流行語大賞"およびトップテンを発表した。大賞に選ばれたのは、サッカー日本女子代表の愛称「なでしこジャパン」。
同社は毎年「新語・流行語大賞」を発表しており、昨年の大賞は「ゲゲゲの」(受賞者:武良布枝氏。『ゲゲゲの女房』作者)だった。11月11日には、60語をノミネート語として発表しており、これらの中から大賞を含むトップテンが選出された。
「なでしこジャパン」以外のトップテン入りした言葉は以下の通り。
- 絆
- スマホ
- どじょう内閣
- どや顔
- 帰宅難民
- こだまでしょうか
- 3.11
- 風評被害
- ラブ注入
「絆」「帰宅難民」「こだまでしょうか」「3.11」「風評被害」はいずれも東日本大震災に関連した言葉であり、今年の日本を色濃く反映する結果となった。
「こだまでしょうか」は、明治時代の詩人である金子みすゞの詩の中のフレーズで、東日本大震災後、頻繁に流れたACジャパンのテレビCMで使われた。「遊ぼうっていうと遊ぼうっていう」で始まり「こだまでしょうか?…いいえ誰でも」で終わる。