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Microsoftは11月28日(米国時間)、Linux向けのSQL Serverドライバのプレビュー版となる「SQL Server ODBC Driver for Linux 1.0プレビュー版」の提供を開始した。Microsoftは相互接続性の向上を実現するためにWindows向けODBCドライバ(SNAC, SQL Server Native Client)の移植作業を進めており、今回のLinux版はそうした取り組みのひとつとなる。Linuxでネイティブに動作するC/C++アプリケーションからSQL Serverの利用が従来よりも簡単になる。
サポート対象となるディストリビューションはRed Hat Enterprise Linux 5系(64ビット版)。SQL ServerはSQL Server 2008 R2およびSQL Server 2012が対象となる。Kerberos認証プロトコルへの対応、SSLへの対応、クライアントサイドUTF-8エンコーディングへの対応、ユーティリティ(sqlcmd, bcp)の同梱といった特徴がある。ダウンロードはMicrosoft Download Centerから実施可能。
これまでLinuxでSybaseなどを活用してきた場合、今回公開されたSQL Server ODBCドライバのLinux版を活用することで既存のC/C++コードはそのままに、SQL Serverへの移行が可能だと説明がある。