シャープは12月1日、スマートフォンなどのモバイル機器向けに、厚さ5.47mmを実現しつつ光学式手振れ補正機能を搭載した1/3.2型1210万画素CMOSカメラモジュール「RJ63YC100」を開発したことを発表した。
同カメラモジュールは、オートフォーカス付きの光学式手振れ補正機能を搭載しつつ、モジュール内部のレンズを制御するレンズシフト方式の採用と、独自の高密度実装技術により、厚さ5.47mmを実現した。
また、裏面照射型を採用し、レンズF値はF2.5/H:61°で、フルハイビジョン(1080p)動画の撮影にも対応しているため、手振れを抑えたフルハイビジョン映像を撮影し、それを大型液晶テレビなどで楽しむことも可能になるという。
なお、サンプルは12月2日より1万2000円で出荷予定となっているほか、量産は2012年1月10日より行う予定で、月産個数は月10万個を計画している。