内田洋行は、オリジナルの制御アプリケーションと専用に設計されたテーブルを独自にパッケージ化したテレビ会議システム「RingOn!」を、11月28日より販売開始すると発表した。価格はシステム機器の組合せにより変動するが、パッケージ想定価格は300万円程度。
「RingOn!」は、遠隔会議システム操作を簡単にすること、操作上のトラブルを逓減することを目的として、誰でも直観的に遠隔会議システムを操作できる制御アプリケーションの開発と、所定の席に座るだけで遠隔会議のカメラに映りやすくできるテーブルの開発を行いパッケージ化したもの。
シスコ社製の遠隔会議システムに、内田洋行で開発したAndroid端末用の制御アプリケーションと、カメラの位置を細かく調整せずに参加者全員が相互に見やすい位置に座ることができるよう設計された専用のテーブル、その他必要な周辺機器をパッケージとして一体化している。
制御は、Androidタブレットひとつですべての操作を行い、必要なボタンのみが表示されるため、直感的にボタンを選択していくことが可能だという。モニター操作なども複数のリモコンを使わずに、タブレットの制御アプリで行え、2画面のモニターにプレゼンテーションや各種会議資料を提示することや、遠隔会議からの切り替えもワンタッチで行える。
テーブルは、最大5名の利用者が接続先と自然な目線で遠隔会議ができるようにカメラを適度な高さに配置でき、テーブルの形状を遠隔会議システムのカメラの撮影範囲に合せた台形となっているため、参加者全員がカメラに映りやすくモニターを見やすいように設計されているという。